1997年の、フランスSF映画。リュック・ベッソン監督画。
主演は、ブルース・ウィリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、クリス・タッカーなど。
フィフス・エレメントの意味は、「5つ(め)の要素(元素)」。
(以下ネタバレを含みます)
感想
見事な美術
舞台は2260年の未来都市。
だだのタクシードライバー、コーベン(ブルース・ウィリス)が、なんだかんだで、最後はまた、ブルース・ウィリス、世界を救うという映画で、このおっさん、何回地球を救ってくれたんだろうという。
この映画の未来設定とか、衣装、背景なんかの、多彩な色使いとか、美術のクオリティがかなり高く、このあたりが未来世界の代名詞になっている所以だと思う。
未来の話しでは必ず「フィフス・エレメントみたいな…」と出てくる。
空飛ぶ車はベタだけど、でもやっぱりあれがあると未来って感じがする。
おもしろいキャスト
クリス・タッカーのオカマが見事だった。
ちゃっかりスチュワーデスとなんかやってたりする。
あと、ゲーリー・オールドマン。
妙な悪役だったけど、やっぱりこの人はどんな役でもなりきる。
映画としては
とにかくその世界観は見事だったけど、ストーリーはたいしたおもしろさはなかった。
それでも、この映像は何度でも観れるクオリティなので、テレビでやっていたら見るだろう。
「フィフス・エレメント」評価
★★★★★☆☆☆☆☆