1997年公開のアメリカ映画。
アメリカに進出したジョン・ウーの出世作。『レッドクリフ』『ミッション:インポッシブル2』に次いで成功した作品となった。
(以下ネタバレを含みます)
感想
体格が変わらない
顔と声がそっくり変わってしまうというのは許せても、体格が変わらないところは見逃せない。
せめて、本当に変わったんだと、もう少し思わせるなにかが欲しかった。
例えば、あまり顔が知られていない俳優を使うとか、似てる体格の人を使うとか。
結局、見てても、「おー、ニコラス・ケイジとトラボルタが入れ替わって演技してるぞ」、という見方になってしまって、そういう楽しみ方になってしまう。
最後はやっぱりタイマン
ストーリーは明快だし、ラストシーンで、娘がニコラス・ケイジを撃つところは好感持てたけど、あのままニコラス・ケイジを死なせないところがジョン・ウー監督だよね。
緊張感あるシーンにそこまでのスリルがない。
誰もが「撃たないだろうな」と思うだろう。
で、この映画もまた、最後はタイマンだ。タイマンなんて死語、もう使いたくないんだけど、ほんとに、ジョン・ウーは最後はタイマンってのが好きのようだ。
このあたりが香港イズムか。
「フェイス・オフ」 評価
★★★★☆☆☆☆☆☆