鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「フェイス・オフ」感想 ジョン・ウー監督の出世作(ネタバレあり)

f:id:sagitani_m:20180601195231j:plain1997年公開のアメリカ映画。

アメリカに進出したジョン・ウーの出世作。『レッドクリフ』『ミッション:インポッシブル2』に次いで成功した作品となった。

(以下ネタバレを含みます)

感想

体格が変わらない

顔と声がそっくり変わってしまうというのは許せても、体格が変わらないところは見逃せない

せめて、本当に変わったんだと、もう少し思わせるなにかが欲しかった。

例えば、あまり顔が知られていない俳優を使うとか、似てる体格の人を使うとか。

結局、見てても、「おー、ニコラス・ケイジとトラボルタが入れ替わって演技してるぞ」、という見方になってしまって、そういう楽しみ方になってしまう。

最後はやっぱりタイマン

ストーリーは明快だし、ラストシーンで、娘がニコラス・ケイジを撃つところは好感持てたけど、あのままニコラス・ケイジを死なせないところがジョン・ウー監督だよね。

緊張感あるシーンにそこまでのスリルがない。

誰もが「撃たないだろうな」と思うだろう。

で、この映画もまた、最後はタイマンだ。タイマンなんて死語、もう使いたくないんだけど、ほんとに、ジョン・ウーは最後はタイマンってのが好きのようだ。

このあたりが香港イズムか。

「フェイス・オフ」 評価

★★★★☆☆☆☆☆☆