鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「ターミネーター3」感想 パート3は必ず失敗する説

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『ターミネーター』(1984年)、『ターミネーター2』(1991年)から続くシリーズの第3作。2003年公開。

シリーズものはパート2まで

シリーズものはパート2までだと思う。

パート3をやるなら新しいものを創る必要があるわけで、このパート3はうまくその新しさへチャレンジしてみたんでしょうけど、失敗。

せいぜい敵を女性にしたくらいで、後は別にこれといって、という。

ピークは前半

アクションシーン、特に前半の都市での映像は迫力がありますね。何であんな豪華なシーンを最初に持ってきちゃって、後半は田舎みたいなシーンばっかりになるんですかね。

ストーリーの流れ的にしょうがないのかもしれないけど、あの前半のアクションを越えるものは後半出てこないし、あんな女ロボットも強いんだかイマイチなんだか、結局、姿かたちが女性って言うだけで、これといって真新しい性能もないでしょ。

そういうところでいったら、やはり前作の水銀野郎の方が面白かった。

こいつは手強そうだー、という感じがしたもの。

途中途中、特に前半でギャグを入れてますが、まあよく頑張ったほう。

ギャグは入れられる時に入れとかないと、という焦りも少し見えたけど。

制作サイドもどうだったの

多分制作サイドも、この映画面白いとはみんなたいして最初から思ってなかったんじゃないでしょうかね。

でもヒット作だし、シュワちゃんOKしたし、とりあえずなにか作れば客は入るだろう、という読みだったような気がしてしまう。

「ターミネーター3」評価

★★★☆☆☆☆☆☆☆