鷺谷政明の神映画レビュー

おすすめ映画紹介

2019-05-06から1日間の記事一覧

映画「アウトレイジ」感想 若い人にこそ見せるべき日本ヤクザ映画の金字塔

2010年6月12日に公開された日本映画。北野武監督15本目の作品。 R15指定。 (以下ネタバレを含みます) 完璧な導入 キタノブラック 全く面倒くさくないストーリー描写 一番好きなシーン キャストの迫力満点 ビートたけし 椎名桔平 三浦友和 一貫して恐ろしい…

映画「バッファロー66」感想 世界一映像がキレイなコントと世界一美しいラストシーン

1998年製作のアメリカ映画。 監督・脚本・主演・音楽をヴィンセント・ギャロが全て手掛けた。 マルチタレント 異常なこだわり 単純かつユニークなストーリー 圧倒的謙虚なドヤ顔 構図の美しさがわかるシーン 映像家というより芸術家 バッファロー66のすごさ …

映画「WASABI」 感想 勇気ある失敗作             

2001年にフランスで製作されたコメディ調のアクションサスペンス映画。 リュック・ベッソン製作、ジェラール・クラヴジック監督、ジャン・レノ、広末涼子主演。 広末涼子の健闘 フランスと日本の違いは当然 撮影も日本は大変 監督は誰に見せたかった? 全然…

映画「ロミオ&ジュリエット」感想 他作品との差別化のために捻りすぎておかしくなった?

1996年に製作されたアメリカ映画。 前半つまらない 中盤つまらない 終盤つまらない つまらないのは原作の知名度が影響か 「ロミオ&ジュリエット」評価

映画「ローマの休日」感想

1953年製作のアメリカ映画。 意外と笑える 「ローマの休日」評価

映画「ロックストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」感想 あるわけねーだろのスタイリッシュドタバタ劇

1998年、イギリスのクライムアクション映画。 イギリスでは、その年の年間興行成績1位を記録。 (以下ネタバレを含みます) 監督はガイ・リッチー 最後のセリフは代弁か 「ロックストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」評価

映画「レインマン」感想 自閉症の兄との一週間を描く名作

1988年公開のアメリカ映画。主演はダスティン・ホフマン、トム・クルーズ。 サラッと終わるラスト 障害者役といえば 「レインマン」評価

映画「冷静と情熱のあいだ」感想 まだロマンチックな心が残っていれば

1999年に出版された辻仁成と江國香織による恋愛小説を原作とした、2001年に公開された日本映画。 (以下ネタバレを含みます) 奇をてらわないラブストーリー ロマンチックな心は残しておきたい ごっつ出身という無敵 エンヤ隆盛期 ケリーチャン、竹野内豊 イ…

映画「リトル・ダンサー」 考察 あらすじと印象的な5つのシーン

2000年にBBCフィルムズにより劇場公開されたイギリス映画。 (以下ネタバレを含みます) あらすじ 意表をつかれる感動巨編 印象的なシーン オカマの親友 「アステアとロジャース好き?」 先生 父の前でのダンス なぜバレエに惹かれたか 大人のビリーはいらな…

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」感想 志村けん+北野武=ロベルト・ベニーニ

監督、脚本、主演をロベルト・ベニーニが手掛けた作品。 1999年アカデミー賞主演男優賞を獲得。 あらすじ 喜劇俳優の本気 マジックアワー 「ライフ・イズ・ビューティフル」評価

「ユージュアル・サスペクツ」どこまでが本当?と思わせる時点でこの映画の勝ち

1995年のアメリカ映画。 脚本のクリストファー・マッカリーは本作でアカデミー脚本賞を受賞。また、ケヴィン・スペイシーは本作でアカデミー助演男優賞を受賞。 (以下ネタバレを含みます) あらすじ 腹立つけど面白いという不思議 どこまでが本当? いらな…

映画「メリーに首ったけ」感想 前髪ネタとか笑えなくともキャメロンディアスはかわいい

1998年制作のファレリー兄弟監督のコメディ映画。 アメリカのコメディ映画は… 「メリーに首ったけ」評価

映画「メメント」感想 難しく捉えず感覚で楽しむべき作品

2000年公開のアメリカ映画。クリストファー・ノーラン監督。 監督の弟であるジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』が元になっている。 あらすじ 感覚で観る映画 オチありきの倒置法ではない 人間の記憶とは 「メメント」評価

映画「ミュージック・オブ・ハート」感想 実話を元にした音楽映画最高傑作

1999年公開のアメリカ映画。実話を元にしており、メリル・ストリープが演じたロベルタ・ガスパーリも実在の人物である。 あらすじ 「天使にラヴ・ソングを」越え メリル・ストリープのこの表情… ホラー監督ウェス・クレイブン 印象的なシーン 発表会での回収…

映画「ミッション・インポッシブル2」節操なきアクション要素全部乗せでもトムクルーズはかっこいい

2000年製作のアメリカ映画。 ジョン・ウー監督。 (以下ネタバレを含みます) トム・クルーズがかっこいいだけ もはやスパイ映画とは思えない薄い内容 ジョン・ウーのスパイ映画に無理がある ジャッキー最強説 「ミッション・インポッシブル2」評価

映画「未知との遭遇」考察 世界で一番楽しい覗きという見方も…

1977年に公開されたアメリカ映画である。 スティーブン・スピルバーグによる監督・脚本。超有名作品ですね。 (以下ネタバレを含みます) 気になった所を正直に なんで「おかえり」なの 結局はラスト 最初に宇宙人を出した方が うやむやで逃げても全然面白い…

映画「マルコヴィッチの穴」感想 スパイクジョーンズの微妙なお笑いセンス映画

1999年に制作されたスパイク・ジョーンズ監督、チャーリー・カウフマン脚本によるアメリカ映画。 (以下ネタバレを含みます) あらすじ コメディなのか哲学なのか リアクションを教えてほしい 笑いで押し通すのが怖くなった 三谷幸喜さんならどう撮っただろう…

映画「マグノリア」感想 最後は難しい言葉を使って逃げる大学教授みたいな映画

1999年製作のアメリカ映画。監督・脚本はポール・トーマス・アンダーソン。 (以下ネタバレを含みます) あらすじ 最悪のオチ「カエルが降ってくる」 3時間も引っ張って… プロットだけ思いついて勢い任せで作った 「マグノリア」評価

映画「ホワイト・アウト」感想 スケール感ある映像ながらもストーリー描写で失敗

原作は120万部を記録した、真保裕一氏の同名ベストセラー小説。 その壮大なスケールゆえに映画化不可能と言われた日本映画史上空前のアクション超大作。 2000年に映画化され、同年、漫画化もされた。 (以下ネタバレも含みます) あらすじ 織田裕二がどう…

映画「ペイフォワード」感想 実話からヒントを得たビジネスマンも観るべき映画

キャサリン・ライアン・ハイドの小説。2000年製作の映画。ミミ・レダー監督。 『シックスセンス』『A.I』でもお馴染みの天才子役、ハーレイ・ジョエル・オスメント主演。 ペイフォワードの精神とは ギリギリ観れる感動映画 ボンジョヴィ出てる ケビン・ス…

映画「フロム・ヘル」感想 切り裂きジャックを使った低俗なフィクション

2001年製作の映画。題材は切り裂きジャック。 低次元フィクション ドキュメンタリーが見たかった 陳腐なストーリー 「フロム・ヘル」評価

映画 「フルメタルジャケット」感想 伝えたかったことはエンディングのシーン

ベトナム戦争を題材にした、1987年のアメリカ映画。 監督はスタンリー・キューブリック。 (以下ネタバレを含みます) 感想がバラけるキューブリック作品 狙撃兵の少女 「フルメタル・ジャケット」評価