映画「タクシー・ドライバー」感想 この時代に見て初めて伝わる映画

f:id:sagitani_m:20180526233629j:plainロバート・デ・ニーロの出世作。1976年公開。マーティン・スコセッシ監督。

 感想

時代考証

名作映画であることは間違いないけれども、正直、日本人が今見ても、あまり伝わらないと思う。

この映画は、デ・ニーロ演じるトラヴィスが、70年代の屈折したヒーロー像となって、男達はみんな彼に影響されたとされているけど、やはりそれはこの時代に見てどう感じるか、というのが重要で。

当時リアルタイムで見て、初めてその映画の一番伝えたいことを真っ直ぐ受け取れるという。

『アンダルシアの犬』然り。

sagitani-eiga.hatenablog.com

そういった時代考証もそうだし、タイミングもある。

何年後かに見たら、自分がこういう職に就いていたら、環境だったら、立場だったら、心理状態だったら、など。

その映画を最初に観るタイミングによって、感想は大きく変わると思う。

 

もう一度観たいと思わせる力

ただそれでも、この映画には「もう一度観たくなる」と思わせる力があることは間違いない。

やはりものすごい異彩を放つ映画であることには違いない。

「タクシー・ドライバー」評価

★★★★★★☆☆☆☆