ジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年のアメリカ映画。
世界の歴代興行ランキング2位、国内興行ランキング2位。
(以下ネタバレを含みます)
タイタニック旋風
当時のタイタニック旋風はすごかった。
どこを見ても、あの船頭のシーンに、セリーヌ・ディオンの曲ばかりで。
きっとこれは、世界的にもそうだったと思う。
これだけのインパクトになってしまったこともあって、ディカプリオとしてはこのあと一発屋的扱いにもなった。
実際、このあとに彼が選んだ作品がやっちゃったのもある。
多い泣きどころ
『タイタニック』はどこで泣くか、というので当時はみんな話してた。
この映画は泣き所が一ヶ所ではない。
例えば、沈没しそうになっても演奏をやめない演奏家たちのシーンとか。
ダンスのシーンも良い。ディカプリオが巧みなステップ披露すると、ケイトも、あたしだってできるわよ、と、見事なステップでディカプリオについていくシーン。
「世界は俺のものだ!」ってレオナルド・ディカプリオが叫ぶシーンだって、ちょっと宣材用っぽい気もするけど、でも、許せちゃう。
映像のすごさだけではなく、至るところまで細かく丁寧に作られているのがわかる。
パート2制作の噂があった
当時はパート2の噂もあった。
でもやはりみんな冷静で、世間の声は「やめてくれ」といったものだった。
それでも、ほんとにパート2やってたら、みんなとりあえず観には行くんだろうけども。で、がっかりして会場をあとにするだろう。
「タイタニック」評価
★★★★★★★★☆☆