鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「スナッチ」感想 ながら見くらいだと楽しめる映画

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2000年公開の、イギリスとアメリカ合作の犯罪コメディ映画。

マドンナの元夫でもあるガイ・リッチー監督。ベニチオ・デル・トロ主演。

感想

観る側のテンションが定まらない

表面的に観るか、内面をしっかり観るか、または、両方バランス良く観るか、どっちの「ノリ」で観るか最後までハッキリしないまま終わってしまった。

でも多分、表面的な見かたでいいんだと思う。

真剣に観ようとすると、「なんか分かりにくいな…」「登場人物覚えきれないな…」「この映像演出だんだん鼻につくな…」となってきてしまうと思う。

だから、観ながら、真剣についていこうとしつつも、「これ、真剣に観るものでもないな…」と脳が判断したから、ギリ楽しめた、という感じ。

ガイ・リッチーとかタランティーノとか…

ガイ・リッチーは、タランティーノみたいに、ちょっと映画の雰囲気が他と一線を画す独特のものがあって、それはリズム感だったり、映画が放つ臭いだったり。

だから、自分含めて古い映画ばかり鑑賞してる人には、観るテンションがちょっと定まらなかったりする。

かっこいいオープニング

ちなみに、この映画のオープニング手法は、今でも、日本のバラエティー番組でもよく見かける。

『IPPONグランプリ』のオープニングも、手法的にこの映画に近い気がする。


「スナッチ」評価

★★★★★☆☆☆☆☆