映画「スパイダーマン」感想 ルパンのような強いテーマソングが必要だった(ネタバレあり)

f:id:sagitani_m:20180524143930j:plainスタン・リー原作の、同名のアメリカン・コミックである『スパイダーマン』の実写映画化作品。

サム・ライミ監督による2002年アメリカ映画。

(以下ネタバレを含みます)

感想(ネタバレ)

悪役が悪役じゃない

『ハリーポッター』もそうだったけど、悪役がそこまで悪い奴じゃないというところが、どうにも入りこめない。

池井戸潤作品が顕著だけど、やっぱり悪役をいかに悪く仕立てあげるかで、戦いの構図に入り込んでいける。『半沢直樹』然り。

『ウルトラマン』にしても、やっぱり敵役は悪く仕立てる。

もちろん、あれだけシリーズが続くと、中には違うタイプもいたけど…

だからこの映画も「さぁ、やっちまえ!スパイダーマン!」とならない。

なぜ、親友の父親がグリーン・ゴブリンになる必要があったんだろう

もっとうまい設定があったんじゃないか。

だから、ラストシーンなんか実に微妙で、何か変な感じのまま終わる。

友の父の葬式。

慰めるも、その父を殺したのは…。

MJとも変な感じのまま。

どうも煮え切らないままだし、その煮え切らない感がいい、ということも全くない。

前半だけおもしろい

だから、この映画は前半が面白い。

いつもバカにされてるダメ男が、スパイダーマンの力を手に入れて、回りの奴らを見返していくという。

義理の父親が殺されたともあれば、あの強盗なんかは、「さぁ、やっちまえ!」となるし。

やっぱり後半の対グリーン・ゴブリンのあたりが、いまいちだった。

ただ、あの、逆さまになっての、MJとのキス・シーンはよかった。

音楽との相乗効果で盛り上がる映画

こういう映画に不可欠なのが、テーマ・ソングだった。

これがないのが残念。

ものすごく分かりやすくいえば、ルパンにおける、あの曲のような

あの曲ありきで、ルパンがある、くらいの。

この映画もコミックからきてるだけあって、カッコよさはあるわけで。

スパイダーマンが、例えばあの、ビルとビルの間を跳ね回ってる時に、エアロスミスあたりがいいと思うんだけど、そういう、スパイダーマンのテーマ曲が欲しかった。

SUM41は明らかに違う。

確かにメロコアはどんな映像とも相性いいけど、スパイダーマンは強いコンテンツだから、スパイダーマンにしか合わないというほどの音楽が必要不可欠だった。

「スパイダーマン」評価

★★★★☆☆☆☆☆☆