哀愁のアル・パチーノ。
感想
作品を選ぶアル・パチーノ、選ばないデ・ニーロ
大作でなくとも、アル・パチーノは出る作品を吟味している気がする。
この映画は前のめりになって鑑賞する映画ではない。
自宅で休日、とりあえずかけておく程度で観るのがちょうどいい。
アル・パチーノの渋さが滲み出ていて、まったり楽しめる。
アル・パチーノファンじゃない人が観たら、普通に「つまらない映画」とされると思う。
でもファンとしては、やっぱり新作は見たいわけで。
かといってロバート・デ・ニーロみたいに、なんであんたそんな役やってんの、みたいな役はやってほしくないわけで。
『オーシャンズ13』のオーナー役なんかすごい良かったよね。
アンディ・ガルシアと対峙するところとか「おお…!新旧ゴッド・ファーザー…!」という。
でもこれももう、10年前の話なわけで…。
スカーフェイスの一人オマージュ?
ラスト、「THE WORLD IS YOURS(世界は君のものだ)」と話しかけるシーンはグッときた。
これはスカーフェイスの一人オマージュだ。
一人オマージュって言葉変だな。
セルフオマージュ?
「ブロークン~過去に囚われた男~」評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆