映画「天国と地獄」感想 まるで実話を映画化したかのようなリアルさ

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1963年公開の日本映画。

監督は黒沢明、主演は三船敏郎。

息を呑む楽しい緊張感

見事。すごい。

黒澤映画というのは勝手に崇高で難解で芸術的で、と堅苦しいイメージばっかり連想してしまいますが、単純に面白い。わかりやすく、観やすく、楽しい。

そしてこの映画には不可欠な緊張感、緊迫感が見事に持続する。

見てる側はそれが楽しいから、とても心地良い緊張感が続く。

三船敏郎という存在

やはり監督の力が大きいんでしょうが、三船さんの技量も大きいと思います。

一辺倒なキャラクターに見えるけど、見事にあの心理状態の揺れを演じきっている。

他の役者さんたちも良かったですね。志村喬さんとか、黒沢組常連が多く、若き頃の山崎努さんとか。

この映画はまるで、実話を淡々と映画化してるかのようなリアルさがあった。

終わり方も良く、実に面白かったです。

「天国と地獄」評価

★★★★★★★★★☆