原作は綿矢りさの中編小説。
2001年、第38回文芸賞を受賞した当時17歳の作者のデビュー作。発行部数50万部のベストセラー。2004年映画化。
神木隆之介と上戸彩
原作の独特の空気感を損なわずに、すごく上手に映画化されてる。
主演の2人も、結構難しい役どころを、うまい距離感で演じてる。
このときの子役が神木隆之介だからなあ。子役から活躍してて、今なお俳優としても現役バリバリって、いそうでいない存在。
上戸彩もさすが『金八先生』で性同一性障害の役を演じきっただけのことはあって。
すごくキャスティングがよかったね。
アドリブあってもいい?
撮り方も、あの固定カメラがよかった。
どうせああいうカメラワークなら、神木隆之介の部屋とか、あの押入れの中で、2人のアドリブとかで引っ張ってたら面白かったんじゃない。
あの距離感さえ保っておけば、下ネタトークで見せられるんじゃないかな。
あと、途中ちっゃかり『蹴りたい背中』の本が出てたね。
「インストール」評価
★★★★★★★☆☆☆