『踊る大捜査線』のスピンオフ映画として2005年に公開。
国民的映画のスピンオフ
君塚良一(監督・脚本)作品は、絶対星5を越えるつくりになりますからね。
つまらないものは絶対に作らない。やっぱり面白かった。
『踊る大捜査線 2』は、歴代の国内実写映画興行収入ランキングで1位なので、『交渉人真下正義』しかり、こういうことも全然できる。スピン・オフシリーズが。
もはや国民的映画として位置づけされてる。
メッセージ色が強い
本作は主演が違うから、若干いつもの「踊る~」シリーズとはタッチが違う。
『真下~』もそうだけど、痛快エンターテインメント!というよりは、ストーリーがちょっと入り組んでたりする。
メッセージ性を持たせるのも君塚さんの持ち味だけど、もうちょっと解説が欲しかったかもしれない。
あんまり法律系のことばかり持ち出されても、ちょっとついていけなくなるし、観客は、別に法廷映画を期待してるわけではない。
リアリティかわかりやすさか
それに、あの新宿北警察署も、いくら新宿っていったって、あんな警察署あるかな。
最後の法廷チックなシーンでも、こんなのあるかな、と思ってしまったり。
少しリアリティに欠ける部分が多々あり、その上話が難しい部分があるから、ちょっと評価は低め。
「踊る~」もリアリティに欠けるけど、話は決してややこしくなかったので。
「容疑者室井慎次」評価
★★★★★★☆☆☆☆