鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「グレイテスト・ショーマン」感想 ミュージカル嫌いでも観れるおもしろさ(ネタバレあり)

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2017年のアメリカ映画。主演はヒュー・ジャックマン。監督はマイケル・グレイシー。

音楽を手がけるのは、『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。

19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画。

(以下ネタバレを含みます)

感想

ミュージカルなしで見たかった

題材もストーリーもすごく良かったから、ミュージカルなしで、観たいと思ってしまった。

この映画を観る人は、「ミュージカルOK」という人だと思うから、こんな感想を言うやつはいないだろうけど、自分は全くその予備知識がなく観てしまったから、いきなり歌われた時の「ええええええ」感がすごかった。

オープニングからその雰囲気は存分にあったから「まさか…」と思ったんだけども。

いいところで歌い出して興ざめ

例えば主人公が落ち込んでるバーで、サーカスのキャストが来てくれるシーン。

観てて涙が出そうな、まさにすんでのところで、ヒュー・ジャックマンが歌いだして一気に冷める。基本この繰り返し。

「ミュージカルダメなら最初から観るな」、ということですよね。

多すぎるミュージカルシーン

『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフだし、サーカス小屋の話だし、ミュージカル仕立てにしやすいのもわかるけど、多すぎないかな、ミュージカルのシーン。

ちょっと隙見せると歌い出す。

ミュージカル嫌いな人にはどうしてもそういう目線になってしまう。

でも、ミュージカルが苦手な人でも最後まで観れるくらい、とても面白いストーリーだった。

「グレイテスト・ショーマン」評価

★★★★★★☆☆☆☆