鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「フォーン・ブース」感想 日本でも作れたはずの名作

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2002年にアメリカ映画。ジョエル・シュマッカー監督。

日本でも作れなくはなかった

これが世界の壁か、という感じ。

この映画は、日本人にだって創れたと思うんですよね。

やっぱり外国の風景がバックじゃないととか、東洋人の顔じゃな、とかよく言いますが、負け惜しみみたいで情けないこともあれば、それは確かにその通りだ、というケースもある。

でもこの映画に関しては、創造性と製作者達の力量があれば、どこの国でも創れるはず

それをやり遂げたのがやっぱり映画大国アメリカだった、と。これはやっぱりスゴイ。

ハリウッド映画なんて、あんなに金かけて大スケールでやってんだから、そりゃ、超大作の一つや二つすぐに出来るだろうという言い訳はしにくい。

金も時間もかけずに、発想力で素晴らしい作品を作り上げてるこういう作品もあるから。

ワンシチュエーション24

ワンシチュエーションといえば、やはり日本だと三谷幸喜さんでしょうか。

もう観ていてあっという間だった。

リアルタイムで進んでいく、という点だけをみれば、『24』とかに通ずるところがありますね、って思ってたら、犯人がキーファーサザーランドという。

コリンファレルの演技力も素晴らしいですね。どんな役でもできそうな人だ。

「フォーン・ブース」評価

★★★★★★★★☆☆