鷺谷政明の神映画レビュー

ゴッドファーザー好きな人向け

映画「チェルシーホテル」感想 読む映画。右脳で観る映画。

f:id:sagitani_m:20191022202438j:plain

2002年に公開されたアメリカ映画。監督はイーサン・ホーク。

読む映画

この映画は、読む、とい方が近いでしょうね。

読む映画。小説っぽい映画。

演出や、独特の映像のあり方も、とても良かった。

ストーリーはありません。ストーリーをなぞろうと思って観るとこの映画は絶対失敗する。失敗すると言うか、楽しめないというか。

感覚で観る映画

それから、日本語吹き替えで、日本語字幕で観たほうが、より何かに近づけるんじゃないかと。読む映画ですから。

この映画を見たときの私の状態もかなりよかったかもしれません。仕事から帰ってきて、食事を済ませて、深夜ソファで横になりながら自分の部屋で観ました。

途中、5分くらい寝てたんじゃないかという状態で観てたわけです。つまり夢うつろ、半うたた寝。

だから、少し距離を置けて見れた、というか。

体調も良く、真昼間で、全てが活発な状態で「さぁ、映画観るぞ」という姿勢でこの映画を観ていたら、もしかしたら、何だこれ、となっていたかもしれません。

やっぱり映画は出会いが肝心というか、最初の印象が、自分にとってのその映画の位置づけがしばらくその先決まってしまいますからね。

実は自分にとってかなり大きな影響を与えるべく、そして楽しめる映画だったのに、そのときの状態や環境がたまたま悪く、その映画を「つまらない」と認識してしまうとします。誤認。

普通、「つまらない」と思った映画をもう一度観ようとは思わないですよね。もしかしたらもう死ぬまで一生観ないままかもしれない。

映画も人も出会い方が大事

人との出会いに近いですよね。ちょっとした出会いが、自分にとっての今後を大きく左右することはあるわけで。

そのちょっとした出会いも、出会い方だったり、最初の印象というのはでかいわけで。

人との出会いだったら相手は人だから、向こうから何かアクションをしかけてくることはあっても、映画がこっちへ近づいてくるといことはないですからね。

映画は、その手を差し伸べてくる人をただ待っているだけで。

「チェルシーホテル」評価

★★★★★★★★☆☆