今年は『義母と娘のブルース』など、死をテーマにした夫婦のドラマがヒットした年になった。
(以下ネタバレを含みます)
「大恋愛」成功の理由
大恋愛は成功するドラマの全ての要素が入っていた。
ラブストーリーであり、生と死がメインであり、若年性アルツハイマー病という時代背景が踏襲されており、木南晴夏の出演など、『勇者ヨシヒコ』を連想させるような遊び心もあり。
また、戸田恵梨香の評価は今更だが、ムロツヨシという、今もっとも旬の俳優をメインに起用したところも成功の要因となり、『今日から俺は!!』の人気で、ムロツヨシのそれぞれの役どころのギャップから、相乗効果もあったように思う。
「大恋愛」最終回視聴率
最終回の視聴率は、番組最高の13.2%。
演出も最後まで非の打ち所がなく、あざとさがない分、釣りで稼ぐような数字の伸びはなかったが、十分な結果を残した。
MVPは小池徹平
健闘したのは小池徹平ではないだろうか。
おそらく本作において一番爪痕を残したのは彼だろう。
しいていうなら、松岡昌宏と母親(草刈民代)が結ばれる必要はあったのだろうか。
展開としては驚かされたが、あの二人がくっつかなければならない構成があったとは思えないので、少々違和感は残った。
ただ、一ドラマファンとしては大いに驚かされる展開であったため、制作陣の術中にはまってしまっていたことには違いない。
見逃した方は
現在、再放送の予定はないようだが、Paraviで、登録月は無料で観れる。
メイキング映像なども収録したブルーレイ&DVDも発売されるので、こちらもチェック。
【早期購入特典あり】大恋愛〜僕を忘れる君と Blu-ray BOX(B6クリアファイル付)
posted with カエレバ
戸田恵梨香 TCエンタテインメント 2019-03-27