なんだこの茶番は。
いったい何がどうなって、こうなった。
(以下ネタバレを含みます)
キャストは良かった
出演している役者はみんな達者の人たちばかり。
それなのにこれだけ茶番劇になったのは、まず脚本。なんとも稚拙。いろんな理屈が通らない。
演出もそう。撮り方から役者の動かし方から何からひどい。
原作の天藤真さんがご存命だったら、まずOKされなかったのではいか。
このドラマの見せ所は理解できる。
前フリがない
このテイストでいきたいなら、前フリをしっかりと作らないといけなかった。
前段階でしっかりと「このドラマはこういうドラマです」というフリをしっかり見せておかないと、とてもついていけない。
てっとり早く済ませたいなら、もっとコメディタッチのBGMにしておけば、脱力感ある中で見やすい。『ナースのお仕事』みたいなBGMをかけておけば、このドラマの根幹が把握しやすい。
だいたい登美丘高校(伊原六花 )はどうしたんだ。なんで捜査線上に出てこない。
いくらドラマとはいえ、じゃあこれはどうなる、あれはどうなる、といった理屈が通らないことが多すぎて、作り手側のご都合主義で好き勝手に作られすぎてる。
謎のエンディングと主題歌
エンディングは案の定、良い話みたいな終わり方をしていくけど、日本の警察はこんな無能ではない。
一番すんなりいくのは、マザーが仕組んだ自作自演だったというオチが分かりやすい。
誘拐犯に途中から便乗したという設定が、このドラマを茶番にしてしまった。ここを一部いじるべきであった。
渡部篤郎さんが出てなければ見なかったドラマ。
棚橋という謎のキャスティングによる大根芝居から、エンディングテーマになぜか『白い雲』のToshlカバーなのか、全くわからないことだらけ。
なぜこんなものを見せられているのか。よくスポンサーがついたなと思う。
ものすごくお金がかかった学生が創った映画みたいなクオリティだ。
視聴率
視聴率はまだ公式で発表されていない。
多くのサイトが12/14(金)放送のため、12/17(月)にはわかるみたいことを謳っているけど、この番組は東海テレビ制作だから、集計が通常の方法と異なるため、難しいのではないか。