2000年公開のアメリカ映画。
原作は、1997年にセバスチャン・ユンガーが実話を元に執筆したノンフィクション小説『パーフェクトストーム -史上最悪の暴風に消えた漁船の運命』。
「パーフェクト・ストーム」の意味は、複数の厄災が同時に起こって破滅的な事態に至ること。
あらすじ
アンドレア・ゲイル号はこのところずっと不漁続きで、なんとしても大きな成果をあげたかった。
そんなクルー達にとって、久々の大漁は喜び沸いた。
しかし、その帰路、巨大なハリケーン「グレイス」が発生。
そして同時にそのいく手に爆弾低気圧と寒冷高気圧が待ち構えていた。
気象学上例を見ない3つの嵐が北大西洋で大激突。
まるで神の怒りともいえる嵐を超えた嵐、この360°逃げ場のない前代未聞の怪物、まさにパーフェクトストーム、完璧な嵐に、クルーたちは海で生きる男として誇りを賭け、無謀とも言える戦いを挑んだ…。
(以下ネタバレを含みます)
感想
アトラクションできそう
後半はずっと海上のシーン続きだけど、わりと飽きない。食い入るように見てた。
最後、シーンが一段落ついた時は「ふぅ」ってなる。
番宣でよく流れてた、あの無茶苦茶高い、そりゃあいくらなんでも反則だろうみたいな波に突進していくシーンが来たときにやっぱり「うわわわああああー」ってなる。
体験型で、アトラクションができそうなほど。
この時代のCG技術で、あそこまで迫力あるもんが作れてたと考えると、今はもっと進んでいてもいいのかもしれない。
波しぶきとかに打ちつけられるのとか、あれは本当の水かな。あの水も違うのか。
映画館で観るべき映画
その辺の迫力というか、臨場感としては成功してる映画だし、これこそまさに映画館で観るベき映画ですね。
座席が動いたらすごい迫力でしょうね。
「自然は人間など愛していない」というコピーもよかった。
人間は自然を愛してるけど、所詮片想いだという。
ビリー・タイン役のジョージ・クルーニーもそこそこよかったです。
ジョージ・クルーニーは、日本だと、黒沢年男さんという感じがする。
「パーフェクトストーム」評価
★★★★★★☆☆☆☆