映画「トゥーム・レイダー」感想 アンジェリーナ・ジョリーはこの役をやるために生まれてきた(ネタバレあり)

f:id:sagitani_m:20180528185511j:plain

同名のコンピュータゲームの映画化。2001年公開。

監督はサイモン・ウェスト。続編『トゥームレイダー2』も制作された。

感想

失敗が少ないゲーム原作    

俺は、あんまりゲームやるほうではないですが、「トゥームレイダース」は、数少ない好きなゲームの一つ。

その映画化ということと、また、ララ・クロフトをアンジェリーナ・ジョリーがやるというこれ以上ない配役で、これだけでかなりポイントが上がってしまう。

そもそもゲーム原作は、漫画原作などに比べ、世界観の失敗は少ない。『バイオハザード』然り

ゲームをいい形で昇華させることができるから。

逆に、映画がゲームなる流れもあるけど、これはうまくいかない。

(以下ネタバレを含みます)

U2をもっと劇中で使ってほしい

ララ・クロフトに恐怖という二文字はない。圧倒的自信と余裕さのもとに、だた突っ走るのみの野獣である。ものすごく美人の。

それを見事にU2の『Elevation』が表している。

この曲は映画用ではなく、U2のもともとあった曲だけど、この曲をチョイスした時点で、この映画の成功は約束された。

映画は予告編で主題歌を使って、「ああ、この曲が流れて、このストーリーで、この映像で、おもしろそうだなー!」と脳内変換して感じても、結局その音楽が流れるのはエンドロールだけ、ということがたまにある。

だから、今作の主題歌U2の『Elevation』も、もっと効果的に使ってほしかった。

少なくともこの予告編はとんでもなくかっこいい。

1:25~


映画「トゥームレイダー」日本版劇場予告

この1:25~を観て、「観に行こう!」と思わない人はいない

シリーズ2以降も悪くないけど、音楽にクラシックなんか使って、それじゃ普通なんだ。

アンジェリーナ・ジョリーはララ・クロフトのために生まれてきた

もうアンジェリーナ・ジョリーはララ・クロフトをやるために生まれてきたのだと言っても過言ではないハマりっぷり。

笑顔で銃をぶっ放すシーン、また、あのバイクで飛びながら銃を放つシーンは、もうララ・クロフトそのもので、かっこよすぎる。

それから今、別の女優で最新版をやってるけど、


映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』本予告【HD】2018年3月21日(水・祝)公開

これもダメ。

アリシア・ヴィキャンデルの顔がキレイすぎてダメ

基本的に冒険活劇は男のほうが似合う。

でもアンジェリーナ・ジョリーのララ・クロフトだけは別次元なのだ。

もっとララ・クロフトさせろ

だからこそ、しち面倒くさいストーリーなんか本当はいらなかった。

もっと、ララ・クロフトが冒険する感じを観たかった。

あの悪役の一味と一緒に協力したり、または戦ったりすんのは退屈だ。

ララ・クロフトは人間なんかと戦う器じゃなくて、恐竜みたいな巨大な生物やロボットと戦う女だ。

実際、他の出演者のキャラクター性なんてないに等しいし、だったらそのままゲームの通り、出演者はララ・クロフトだけでよくて、後は、あの得体の知れない化け物を倒しながら財宝を目指すって流れだけでいい。

豪邸のシーンのほうがおもしろい

だから、この映画は前半のほうがおもしろい。

あの豪邸での戦いは、映画的にも前哨戦って感じにも関わらず、すごくおもしろかったから、これは後半、冒険に出たら、もっとおもしろいんだろうなぁ、と思って期待するも、結局一番よかったのは、その前哨戦の豪邸でのアクションシーンだった。

そこが残念。

最後はタイマンかい

後半の、あのでっかい大魔人みたいなのと戦うあたりは、ゲームのようで、迫力あっておもしろかったけど。

でもラストの、あの悪役とのタイマンはなんなのか。

『Mi2』然り、なんて最後はタイマンなんだ。

ジャッキー・チェンの映画じゃないんだから。

これだけ壮大なアクションを見せてきて、最後の最後でなんでそんなシンプルな決戦になるのか

代役が思いつかない

アンジェリーナ・ジョリーがこの役を引き受けなかったら、いったい誰が代役を務めてたんだろう。

とにかくアンジェリーナ・ジョリーがかっこいい。

ちょっと微笑みながら倒す感じが、ララ・クロフトっぽくていい。

このゲーム、初期はほとんどララ・クロフトに表情がないからこそ、そこをうまく映像(演技)で膨張させてくれていて、見事だった。 

「トゥーム・レイダー」評価

★★★★★★★☆☆☆