2001年に公開されたロバート・デ・ニーロ主演のアメリカ映画。
スコアとは「泥棒」を意味する隠語。
本作がマーロン・ブランドの遺作となった。
あらすじ
決して失敗を犯さない金庫破りの名手、ニック(ロバート・デニーロ)は引退を考えていた。
そんな矢先、彼の盗難ブローカーでもあり、長年の友人でもあるマックス(マーロン・ブランド)は、彼に不可能としか思えない盗みの話を持ちかける。
ニックはこれを自分の最後の仕事とし、倒産の危機にあるマックスにとっても大勝負だった。
そして、マックスは若き才能、ジャック・テラー(エドワード・ノートン)を迎える。
彼らは着々と犯罪の計画を進めていく。
しかし、日に日に3人の関係は崩れていく。果たして”スコア”は誰の手に。
感想
ストーリーの新鮮さがない
可もなく、不可もなく、といったところの映画。
普通に楽しむことはできる。
映画は2001年の映画だけど、もっと前にやってたらもっと楽しめたと思う。
でも今やいろんな映画が出てるわけで、それこそ目の肥えた人たちにとっては、そこまでのドキドキはないと思う。
なのでやっぱり最後のオチはあっさり読めてしまった。
ゴッドファーザー二人の共演
ただ、マーロン・ブランドとロバート・デ・ニーロということで、そこだけでやっぱり観ることはできてしまう。
ここにエドワード・ノートンがいるっていうのも良い。
のちにエドワード・ノートンは「脚本は好きではなかったけど、ロバート・デ・ニーロとマーロン・ブランドと自分がポスターに写っている事を想像したら、出演したくなった」と言って出演を決めたとていう。
エドワード・ノートンだって役者の前に、いち映画ファンでもあるわけで、そうそうでしょうね。
また、この映画の中のロバート・デ・ニーロと、マーロン・ブランドの会話は、ほとんどが即興だったと言われている。
全部が全部ってことはないけど、台本の大筋だけ踏襲して、言い回しなんかは全部アドリブでやった、ということなんだろうけど、監督(フランク・オズ)やりにくかったろうな…
「スコア」評価
★★★★☆☆☆☆☆☆