1998年のアメリカ映画。ブラッド・ピット主演。
1934年の映画『明日なき抱擁』が題材。
あらすじ
とある日の朝、喫茶店で一人の青年(ブラッド・ピッド)と女性が出会う。
二人は奇妙な運命を感じるように、仲良くなるがお互い用事がある為、その場はすぐに別れる。
別れた直後、青年は車に跳ねらてしまう。その青年の身体に、なんと死神が宿る。
その青年の身体を使って死神は、一人の男に死を告げに(迎えに)行く。
その死期を迎えた男というのが、さっき出てきた女性の父親(アンソニー・ホプキンス)で、父親にしたら、その青年は死神だが、その女性にしたら今朝出会った好感色の青年…。
感想(ネタバレ)
キャストは良かった
ブラッド・ピットって本当に格好いいだけじゃないんだなっていうのは、彼の映画を見ていて、いつも感じる。
この映画、キャストは小編成で良かった。
ブラッド・ピット、アンソニ・ホプキンスという二巨塔もいい。
女優のクレア・フォーラニも良かった。
この人はイギリス(ロンドン)出身の女優なんだけど、2000年初頭、「◯◯が選ぶ最もセクシーな女優」とかによくランクインしていた。
そしてどことなくアンジェリーナ・ジョリーに似ている。
長い
長いよ、この映画。181分。
3時間ある。
だったらもう少し登場人物増やして、話し膨らませても良かったかもしれない。
終わりそうで終わらない
ストーリーが凄くいいだけに、長すぎたのが惜しい。
引っ張り過ぎの感があるし、さんざん引っ張った挙げ句、ラストシーンが腑に落ちない。
「ここでエンディングでいいのに」、みたいなところがいくつかあるんだけど、「まだ終わんないんかい」って、続いて続いて、「ええっ?」て。
これがラスト?みたいな。
もっと手前でスパッと終わってれば、評価は全然違ってた。
「ジョーブラックをよろしく」評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆