鷺谷政明の神映画レビュー

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映画「サイコ」 感想 リメイクはありかなしか

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歴史的名作、ヒッチコックのリメイク版。

超名作のリメイクということで、「聖域に踏み込むようなものだ」という批難の声も多くあった。

リメイクはありかなしか

カラー世代

自分を含む、生まれた時からカラーテレビで育った人にしたら、白黒は単純に見づらいだけ

白黒テレビからカラーになった人たちは、今白黒を観ても「これが味があっていいんだよ」と思うかも知れないけど、カラーから入った人は白黒なんて単純に見にくい。

ビデオ屋へ行って『サイコ』を借りようと思った時も、オリジナル版を見るかリメイク版を見るか悩んだけど、やっぱりリメイク版の方を借りた。

ヒッチコックすら知らない

それに、インタビューでもあったように、ヒッチコックの名前すら知らなかったりする世代もいるわけで。

ヒッチコックという、すごい人物がいたんだ、ということを伝えていくためにも、リメイクはありだと思う。再現するのはすごく難しいと思うけど。

どちらから観るか

オリジナル版、リメイク版、どちらから観るか。

どっちから観ても、もう一方を観た時のインパクトは落ちると思う。

でもこれから観るなら、やっぱりリメイク版だと思う。

感想

代役の騎手ジュリアン・ムーア

中古車屋に行った時の、あの日傘はなんだったんだろう。

あれはなぜ?なぜあんな日傘?

で、ジュリアン・ムーアは、気の強い役が本当によくはまるね。

しかしこの頃、ジュリアン・ムーアは代わりが多かった。

『ハンニバル』では(降板した)ジョディ・フォスターの代わりだったし、この映画でもリメイクの中でやってるわけで、どっかで軽く気悪いんじゃないか。そんなことないか。

「サイコ」評価

★★★★★★★☆☆☆