映画「アメリカン・ビューティー」あらすじ感想 奇才ケビン・スペイシーの怪演…日本なら香川照之か(ネタバレあり)

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ショッキングな現代アメリカの都市生活の実態を描き、5つものアカデミー賞を受賞した。

あらすじ

40過ぎの広告代理店社員レスター・バーナム(ケビン・スペイシー)と、自分の理想とする生活に近づこうとやっきになっている妻キャロリン。

彼らの結婚と人生は次第にもつれ、妻は夫を憎み、娘のジェーンは軽蔑しながらそんな両親を見つめている。

かくしてレスターは人生を多少変更しようと決心する。

自由になればなるほど、忘れかけていた幸福感に満たされていくが、彼は、究極の自由には究極の代償が必要だということを思い知らされる。

(以下ネタバレを含みます)

感想(ネタバレ)

冒頭が全てを物語る

冒頭の、レスターがシャワールームで自慰行為をしてるシーンで、この映画の方向性をはっきりと明示していて、とても入りやすい導入だった。

そこに「見てくれ。この時が、一日で僕の一番至福な時さ」と乗ってくるセリフで、完全にいろいろなことが掌握できる。

この家庭環境、そして主人公が語りかけてくるスタイル、などなど。

どkの世界でもこの「掴み」というのは大事なんだと痛感する。

ケビン・スペイシー=香川照之?

そしてその当初の思いを上回るほど、感動的でショッキングな内容だった。

SFの世界を描ける脚本家、監督もすごいと思うけど、個人的にはこういった、現実の世界に徹底的に執着してその内面をえぐりだすように描ける人はもっと凄いと思う。

最優秀男優賞を受賞したレスター役を演じたケビン・スペイシーも納得の演技。

やはりこの人は人間的にもいろんな闇を抱えてきているから、演技がリアルですごい。

『交渉人』でも見事だったけど、それとは全く違った演技で完全にはまっていました。

ちなみに日本だとこのレスター役は香川照之さんになるかなと思う。

この映画ってなぜか深夜にたまにやっていたりする。その度に観てしまう。

「アメリカン・ビューティー」評価

★★★★★★★☆☆☆