鷺谷政明の神映画レビュー

おすすめ映画紹介

ドラマ「白い巨塔」2019第一夜視聴率 岡田准一批判相次ぐも一番悪いのはBGMだ

まずはこちらの記事を。 sagitani-eiga.hatenablog.com ネット上の反応 2019年版の難しさ 背の小ささ 第一夜視聴率 一番良くないのはBGM なかった箇所の映像化 映像を顕すBGM 岡田准一は健闘してる 細かいところ 今見るならこれ!

映画「凶気の桜」感想 須藤元気が公園で元気、窪塚洋介転落前夜

原作はヒキタクニオ著作の小説。 2002年公開。 圧倒的だった窪塚洋介 2年後にマンションから転落 ネオ・トージョーをはっきりと 不良の恋人役絶対純真説 「凶気の桜」評価

映画「ガンジー」感想 リチャード・アッテンボロー監督の名作がamazon観れる

1982年公開のイギリスとインドとの合作映画。 監督はリチャード・アッテンボロー。脚本はジョン・ブライリー。 ガンジーの78年間 国によって違う歴史認識 イギリス人はどう捉えるか 「ガンジー」評価

映画「クレイマークレイマー」感想 育児とフレンチトーストを改めて考える映画

1979年公開のアメリカ映画。 エイヴリー・コーマンの小説が原作。ロバート・ベントン監督・脚本。主演はダスティン・ホフマン。 偶然の重なりでできた名作 男と女の視点 フレンチトースト 「クレイマー、クレイマー」評価

映画「スウィングガールズ」感想 ウォーター、チアダン…やっぱり実話にはかなわない?

2004年公開の日本映画。脚本・監督は矢口史靖。 絶対におもしろいやつ ちょっと急いだのかな 辞めた子たちは… 竹中直人を… 転がるレコードが… 発表会までの布石は… なぜ照明を… きっといろんな事情が 「スウィングガールズ」評価

映画「アイデン&ティティ」感想 麻生久美子可愛さマックスに峯田和伸が開花する

1992年から2004年に刊行されたみうらじゅんの自伝的漫画シリーズの映画化。 2003年公開。 田口トモロヲ監督 宮藤官九郎脚本 謎のボブ・ディラン 粋なキャスティング 「アイデン&ティティ」評価

ドラマ「白い巨塔」2019年版が岡田准一で復活…俺は絶対認めない 

『白い巨塔』。 2019年、ついに復活する。 白い巨塔2019放送日 白い巨塔とは 山崎豊子とは 白い巨塔のモデル 白い巨塔といえば田宮二郎 唐沢寿明伝説の始まり 財前五郎=岡田准一 白い巨塔2019年2003年キャスト比較 2019年版白い巨塔、世紀の愚作か三度目の…

映画「17歳のカルテ」感想 実話の映画化権をウィノナライダーが購入してできた映画

1999年のアメリカ映画。2000年に日本公開。 映画化権を購入したウィノナライダー 『カッコーの巣の上で』 「17歳のカルテ」評価

映画「ピンポン」感想 窪塚無双時代に宮藤官九郎にスーパーカー

神奈川県藤沢市が舞台の、松本大洋の漫画。 『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館刊)に1996年から1997年まで連載。 2002年に曽利文彦・監督、宮藤官九郎・脚本で映画化。 動くペコは観てて楽しい 見事な制作陣 キャスト 音楽 CG制作 名シーン 「ピンポ…

映画「海猿」感想 残念なキャスティング、残念なラストシーン

原作・佐藤秀峰、原案・取材小森陽一による、日本の漫画。1999年より連載され2001年に完結。 翌2002年にテレビドラマ化、2004年に羽住英一郎監督、主演伊藤英明で公開。 ひどいキャスティング 残念なラストシーン 「海猿」評価

映画「呪怨」感想 親切設計のホラー映画。ファニーすぎる特典映像

2003年公開の清水崇監督・脚本作品。 前フリしすぎじゃね 全部見えちゃう 貞子という発明 「呪怨」評価

映画「海街diary」感想 ゴッドファーザークラスの完成度で文句なしのベスト邦画

吉田秋生による日本の漫画。『月刊フラワーズ』(小学館)にて、2006年8月号から2018年8月号まで不定期連載された。 漫画を読んだ是枝監督が映画を希望し、2013年夏より脚本の執筆を開始し、撮影は2014年4月から12月にかけて行われた。2015年公開。 ゴッドフ…

映画「ゴッドファーザー」感想 全ての映像作品の頂点

1972年公開のアメリカ映画。 監督はフランシス・フォード・コッポラ。原作はマリオ・プーゾの小説。 社会学から映画学まで オープニングは黒沢明から引用 ゴッドファーザーの魅力の秘訣に気づけた人がヒット映画を作れる 全員がスターダムに 落ち目だったマ…

映画「天国と地獄」感想 まるで実話を映画化したかのようなリアルさ

1963年公開の日本映画。 監督は黒沢明、主演は三船敏郎。 息を呑む楽しい緊張感 三船敏郎という存在 「天国と地獄」評価

映画「インストール」感想 綿矢りさ原作、子役は神木隆之介、上戸彩主演

原作は綿矢りさの中編小説。 2001年、第38回文芸賞を受賞した当時17歳の作者のデビュー作。発行部数50万部のベストセラー。2004年映画化。 神木隆之介と上戸彩 アドリブあってもいい? 「インストール」評価

映画「8人の女たち」感想 カトリーヌ・ドヌーヴ主演フランソワ・オゾン監督のフランスミュージカル映画

フランスの劇作家ロベール・トマ作の戯曲。1961年8月28日にパリのエドワード7世劇場で初演。 本作は、2002年にフランスで制作。監督はフランソワ・オゾン。 ミュージカルか… フランソワ・オゾンとは思えない 「8人の女たち」評価

映画「勝手にしやがれ」感想 このファッションセンスのカッコよさを見やがれ

1959年製作のフランスの映画。 監督はあの、 ジャン=リュック・ゴダール。 金よりセンスとアイデア 世界一くわえタバコが似合う男 「勝手にしやがれ」評価

映画「猫の恩返し」感想 全てが宮崎駿アニメの一歩手前という感じ

2002年公開のスタジオジブリ制作、アニメーション映画。 監督は森田宏幸。 全てが宮崎駿の一歩手前 丹波哲郎とはわからなかった 「猫の恩返し」評価

映画「容疑者室井慎次」感想 君塚良一のすべらない映画

『踊る大捜査線』のスピンオフ映画として2005年に公開。 国民的映画のスピンオフ メッセージ色が強い リアリティかわかりやすさか 「容疑者室井慎次」評価

映画「風と共に去りぬ」感想 お上品な名作かと思いきやぶっ飛びまくりの超現実映画

1939年製作のアメリカ映画。 1936年6月に出版されたマーガレット・ミッチェル原作の世界的ベストセラー『風と共に去りぬ』が原作。 監督はヴィクター・フレミング。主演はヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル。 日本での初公開は戦後の1952年。 序盤は全…

映画「スイミング・プール」 毎年夏になると観たくなる神映画

2003年のフランソワ・オゾン監督の映画。 綱渡りの作り方が全部成功してる 不思議な心地よさを得る読後感 「スイミング・プール」評価

映画「いま、会いにゆきます」感想 想像を上回る2つのポイント

市川拓司のベストセラーのファンタジー恋愛小説を原作とした、竹内結子・中村獅童主演の2004年映画。 2005年にはミムラ・成宮寛貴主演でテレビドラマ化。 (以下ネタバレを含みます) セカチューより面白い 期待を上回った2つのポイント 「いま、会いにゆき…

映画「TAKESHIS'」感想 夢を題材とした映画を作れたら成功者の証

2005年公開の北野武監督作品。 作るの楽しそう どこか固定の設定があれば 夢が題材の映画は成功者の証 「TAKESHIS'」評価

映画「用心棒」感想 色褪せない時代劇

1961年公開の時代劇映画。黒澤明監督作品。三船敏郎主演。 続編といわれる作品が『椿三十郎』(1962年公開)。 殺陣シーンの派手さ 「用心棒」評価

映画「アパートの鍵貸します」感想 ラストシーンでドアを叩いてるシーン、あれは…

1960年制作のアメリカ映画。 同年のアカデミー賞にて、作品賞、監督賞など5部門受賞。 (以下ネタバレを含みます) ラストシーンだけ気になった 「アパートの鍵貸します」評価

映画「ディアハンター」感想 セリフを用いず訴えかける強烈なメッセージ作品

1978年公開のアメリカ映画。 マイケル・チミノ監督。ロバート・デ・ニーロ主演。 (以下ネタバレを含みます) ワンカットを多用する驚きの撮影手法 デ・ニーロとメリル・ストリープがすごい 反発も多かったロシアンルーレットのシーン セリフを用いず訴えか…

映画「25時」感想 小説原作のスパイク・リー×エドワード・ノートンの社会派作

2002年製作のスパイク・リーの監督作品。 原作はデイヴィッド・ベニオフの小説『25時』。ベニオフは本作の脚本も担当した。 麻薬の抑止効果 メッセージ性 「25時」評価

映画「夢」全8話感想 宮崎アニメ的純和製ファンタジーで夢の世界へトリップする

1990年公開の、黒澤明監督による日本とアメリカの合作映画。 「夢」全話感想 1.日照り雨 2.桃畑 3.雪あらし 4.トンネル 5.鴉 6.赤富士 7.鬼哭 8.水車のある村 映像美と音楽美 「夢」評価

映画「シンドラーのリスト」感想 スピルバーグ=娯楽のイメージを覆した感動の実話

スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年のアメリカ映画。 実在する人物、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人の命を救った実話。 ホロコーストに関する映画の代表的作品として知られる。 (以下ネタバレを含みます…

映画「赤ひげ」感想 海外の反応が抜群にいいのも頷ける超名作

1965年の日本映画である。黒澤明監督。 三船敏郎、加山雄三、出演。 (以下ネタバレを含みます) 海外の反応 黒澤明、手塚治虫… 赤ひげはここがすごい おなか自害のシーン 織り交ざるストーリー これが黒沢監督の力 「赤ひげ」評価